アンティーク家具のメンテナンスの必要性

定期的にワックスを塗っておく

アンティーク家具を長年使っていくには、こまめなメンテナンスが必要です。毎日使っているとぶつけて跡が残ったり、塗装が剥げたりすることもあります。現代の家具と違って塗装が薄めなので、表面がカサカサにならないよう定期的にワックスを塗っておきましょう。天然樹脂塗装は水や熱に弱いため、濡れものや熱くなっている器を長く載せるとシミや白化の原因になってしまいます。ワックスはキズを目立たなくするだけでなく、シミや白化の予防にも効果的です。良い状態を保つための目安としては年に1、2回で、深いキズは家具用のパテを使って補修しておきます。キズを補修するときは汚れを取り除き、乾いていることを確認してから行いましょう。

普段のメンテナンス方法

普段のメンテナンスは、普通の家具と同じようにタオルで乾拭きしておけば問題ありません。乾拭きで汚れが取れないときには、固く絞ったタオルで水拭きしてみて下さい。水拭きしたあとは家具に水分が残らないように、乾いたタオルでもう一度拭いておきましょう。また、出来てしまった白いシミは、専用のクリーナーを使って取り除いていきます。木目に沿って優しくこすり、最後にきれいな布でクリーナーを拭き取れば完了です。強くこすると塗装表面を傷めてしまうことがあるので、様子を見ながら慎重に行いましょう。引き出しが硬くなったときは、建具用のロウを塗るのが効果的です。湿度が高いと木が膨張するため、ロウを塗ることで引き出しやすくなります。